iPhone/iPadのデータを管理できるMac用ソフトMacX MediaTrans。30日間無料でフル機能の体験版を試用することが可能です。
iPhoneへの写真や音楽の転送は、基本的にiTunesを使って管理しますが、別途専用のソフトをインストールすると、様々な「自由度の高い」転送が可能になります。
今回は、そんなソフトの1つ「MacX MediaTrans」というiTunes代替ソフトをご紹介いたします。
(体験版は30日間無料で利用できます)
どんなことができるのか
MacX MediaTransは、Window,Mac対応のメディア転送ソフト(Windows版はWinX MediaTransという名前)
大きくできることをまとめると、以下のような内容です。
- 写真の双方向の転送
- Macからの自由な音楽の転送
- iPhoneへの動画の転送と、自動フォーマット変換
- iPhoneを外付けストレージとして扱う
写真や音楽、動画などは、標準のiTunesなどでももちろん転送できますが、iTunesに比べて圧倒的に自由度が高い、というのは大きな特徴です。
特に、動画や音楽などはいろいろと制限されていて面倒なことも多いんですが、フォルダ上の音楽や動画をワンアクションで転送可能なのは、実にお手軽。
動画に関しては、自動的にフォーマットを変換してくれるだけでなく、1GB以上のファイルを圧縮してサイズを小さくしてくれたり、縦向きの動画を回転して、常に全画面で動画を再生できるようにしてくれたりする機能も付いています(自動)
他の製品との比較
競合ツール | WinX/MacX MediaTrans | Copytr*** | Anytr*** | Wond*** tun*** |
---|---|---|---|---|
音楽20曲エクスポート | 6秒 | 120秒 | 15秒 | 8秒 |
写真1000枚エクスポート | 40秒 | 500秒 | 450秒 | 75秒 |
396MBのMKV動画変換 | 166秒 | 未対応 | 400秒 | 170秒 |
できること | WinX/MacX MediaTrans | Copytr*** | Anytr*** | Wond** tun*** |
---|---|---|---|---|
同期前、ソフトで削除したファイルを復元 | ✓ | × | × | × |
iOS未対応の動画を自動変換 | ✓ | × | ✓ | ✓ |
iOS 10ベータ版対応 | ✓ | × | × | × |
キャッシュ削除 | ✓ | × | × | × |
iTunesをアンインストールしても正常に動作可能 | ✓ | × | × | × |
iOS スクリーンにあわせるように動画を自動変換 | ✓ | × | × | × |
インストールから設定まで
実際のインストールなどの手順や、スクリーンショットなどはこのような感じです。
まずは、公式サイトへ移動して、体験版を無料ダウンロード。
ダウンロードしたソフトをインストールすると、このように転送するiPhoneをMacと接続するような画面が表示されます。
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メイン画面はこのようなイメージで、4つの機能プラス設定ボタンのシンプルな画面。
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写真の転送。写真は基本的にiPhoneからMacへのエクスポートのみ
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音楽の転送。プレイリストを自由にカスタマイズできるだけでなく、双方向で音楽の移動が可能。
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動画の転送。動画も双方向で転送が可能。転送した動画は基本的には「ビデオ」アプリから閲覧。iPhoneに保存されている自分で撮影した動画もここで管理できる。
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USBメモリー機能。ここに好きなようにファイルやフォルダをドラッグドロップで転送できる。
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その他の、MacX MediaTransの特徴は以下のようになっています。
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音楽・動画を自由に管理できるのが強み
「100枚の4K写真の転送はただの8秒」などの売り文句はありますが、それよりもMacX MediaTransの特徴は「音楽と動画の自由度の高い管理」かと思います。
iTunesからの動画や音楽の転送は、正直割と手数が多くて面倒なことが多いです。
常日頃から音楽や動画をiTunesで管理していればまだ良いのかもしれませんが、動画の管理などはiTunesはお世辞にも使いやすいとは思えず、必然的にそこからiPhoneへの転送も面倒になります。
体験版は30日間無料でフル機能が利用できるため、この辺りをもうちょっと便利に使いたいな、と考えている人にとっては、一考の余地はあるのではないかと思います。
写真のバックアップなどには特に必然性は感じませんでしたが、iPhoneで動画を見る、ということを考えると、自動変換してサイズを調整してくれる機能はなかなかに重宝する感じでした。
iPhone用に手元に動画ファイルとか作る必要はなく、普段持ってるファイルをそのまま転送してやる、ってイメージで済んでしまうのは快適です。
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