個人的な趣味や、使用用途に合うために、ビデオカメラで撮影した動画や、オンラインサイトからダウンロードした動画を編集したい方が益々多くなる。今、市販の動画編集ソフトはたくさんあるが、やはり無料で使えるものが最高!ただし、無料なものなら、編集機能の豊かさ、ソフト本体の安全性(ウイルスや悪意のあるプラグインが込まれるか)等の方面がどうなるか、安心して使うことができるかと気になる。熟練者にとって、少し工夫をすれば、ネットで品質の良い動画編集フリーソフトを見つけるかもしれない。初心者なら、なんとか難しすぎるだろうか。さて、今回の記事では、2016年版の動画編集フリーソフトランキングを紹介する!そこからお気に入りの動画編集フリーソフトを選んで利用しよう。
2016年版の動画編集フリーソフトランキング10選
No.1 動画編集フリーソフトおすすめ: MacX Video Converter Free Edition
- 【対応OS】: Mac OS X v10.6/10.7/10.8/10.9/10.10/10.11
- 【オススメ】:★★★★☆
- 【日本語対応】:可能
- 【入力形式】:AVI、MPG、VOB、MKV、MOV、MP4など(350+種類以上)
- 【編集機能】:カット、圧縮、リサイズ、フォーマット変換、クロッピング、回転 /反転、動画連結、字幕/ ログ追加、音声入れ替え、フレームレートの変更、音声抽出
MacX Video Converter Free EditionはDigiarty社によって開発された動画変換・編集ソフトMacX Video Converter Proの永久無料版として知られている。強力な動画変換機能はその最大な売り点からと言って、豊富な編集機能も搭載しているので、動画編集の好き者に愛用されている。そして、分かりやすいインターフェースを備えて、誰にも気楽に使うことができる。それに加えて、ラグインやウイルス一切無し、個人情報の入力も要らなくて、100%安全に利用可能。惜しいところと言えば、ソフトを立ち上げる度に必ず、有料版へアップデートというお得情報が出るようになっている。嫌だったら、「×」ボタンをクリックして閉じることができる。
No.2 動画編集フリーソフトおすすめ: AviUtl
- 【対応OS】: Windows XP/Vista/7
- 【オススメ】:★★★★
- 【日本語対応】:可能
- 【入力形式】:AVI
- 【編集機能】:テキスト / 画像 / 図形 / 動画 等を合成、モザイク / 発光 / 振動 / ラスター / 色ずれ / シーンチェンジ 等のフィルタをかける、カット、動画連結、音声入れ替え、ノイズ除去、シャープ、ぼかし、クロッピング、縁塗りつぶし、色調補正、拡張色調補正、リサイズ、圧縮、フレームレートの変更
AviUtlは、「KENくん」氏が個人で開発している動画編集ソフトウェアで、フリーで公開されている。想像以上豊富な編集機能を搭載するのはその最大な特徴である。だが、機能が多いと便利なように思えるが、実際には使わない機能が多いだけで、かえって使い方がわからなくなるデメリットがある。そして、AviUtlは初期状態では拡張子「.avi」のファイルしか読みこむことができない。「.flv」「.mov」「.wmv」「.mp4」など他の拡張子も読み込めるようにするためには、プラグインと呼ばれる機能追加ファイルをインストールする必要がある。
No.3 動画編集フリーソフトおすすめ: Avidemux
- 【対応OS】: Windows、Mac OS X、Linux
- 【オススメ】:★★★☆
- 【日本語対応】:不可(日本語化パッチファイルが利用可能)
- 【入力形式】:AVI、MPG、VOB、MKV、MOV、3GPなど(数十種類)
- 【編集機能】:カット、動画連結、フォーマット変換、リサイズ、クロップ、黒ベタ追加、画質補正、色調補正、回転 / 反転、フェード効果挿入、字幕合成、音ズレ補正、ロゴ除去、音声抽出
Avidemuxは簡単にカット・フィルター操作・エンコードなどが実行できるように設計されたフリーの動画編集ソフトである。64bitにも対応してるので、簡単な編集ならAviUtlよりサクサク出来るかもしれない。ところが、Avidemuxのインターフェースはややわかりにくくて、初心者にとって困らせるそうである。操作性の安さを何より重視しているユーザーなら他のソフトを使った方法が良いと思う。もちろん、動画編集機能の豊かさ及び対応可能なフォーマットの多さを何よりと思うユーザーなら、挑戦しても構わない。
No.4 動画編集フリーソフトおすすめ: iMovie
- 【対応OS】: Mac OS X
- 【オススメ】:★★★
- 【日本語対応】:可能
- 【入力形式】:AVCHD、MPEG-4(.MP4)、MPEG-2、MOV、DVD&HDV
- 【編集機能】:「クロスディゾルブ」等の場面転換、「ミラー」、「早回し/スロー/逆転」等の様々なエフェクト
iMovie(アイムービー)は、アップルの「iLife」に含まれるビデオ編集ソフトで、画像ファイル、映像ファイル、オーディオファイルを用い作った映像を、ご個人的な好き嫌いによって編集してハイクオリティーの画質で出力することができる。Mac本体に標準で付属されるので、Macユーザーは何の手間要らずに楽勝に使うことが可能。高い評価を得るアップル製品としても、欠点なんかもある。映像も音声もひとつのトラックで編集をしなければならない。映像や音声をたくさん重ねたりすることはできないのである。
No.5 動画編集フリーソフトおすすめ: Blender
- 【対応OS】: Windows、Mac OS X、Linux
- 【オススメ】:★★☆
- 【日本語対応】:可能(2.60以降バージョンのみ)
- 【入力形式】:2Dフォーマット&3Dフォーマット(百種類)
- 【編集機能】:モデリング、UV アンラップ、テクスチャリング、リギング、水のシミュレーション
Blenderは、モデリングからレンダリング、アニメーション、映像のノンリニア編集やエフェクト適用までの一連の作業を行う事が出来る、統合型3DCG作成ソフトの1つである。操作法は特殊だが極めて理にかなっており、慣れれば他の商業・無償ソフトを凌駕する作業効率で操作出来る。一方、デメリットとして、初心者には敷居が高いとも言われているので、web上のチュートリアルや本などを見ながら学んでいくといい。そして、動画の編集や作成に時間がかなりかかるし、ソフトに慣れるまで時間がかかる。なんとかblenderは挫折しやすいソフトで、かなりの根気が要る。
No.6 動画編集フリーソフトおすすめ: Windows ムービーメーカー
- 【対応OS】: Windows XP/Vista
- 【オススメ】:★★☆
- 【日本語対応】:可能
- 【入力形式】:AVI、MPG、VOB、MKV、MOV、MP4など(数十種類)
- 【編集機能】:カット、トリミング、連結、回転、モザイク、シャープ、ぼかし、ワープ、水彩画、フェードイン・アウト、フィルム時代
Windowsムービーメーカーは、マイクロソフトが開発したビデオの製作・編集に使用するソフトウェアである。Windows 10/8.1/8/7をお使いの方は「Windows ムービー メーカー 2012」が使用できる。動画編集の知識が浅いユーザーでも、直感で操作出来るほどの使いやすさはその優れたところである。惜しいところと言えば、ビデオ素材の編集が分かりにくいから、編集操作に無駄な時間をかけてしまう;できることが少ないので表現力が限られている(音声とBGMの微調整もできない);操作が重くなる;素材に依存するという。
No.7 動画編集フリーソフトおすすめ: VirtualDub
- 【対応OS】: Windows 98/NT/2000/XP/Vista/7
- 【オススメ】:★★
- 【日本語対応】:不可(日本語化パッチファイルが利用可能)
- 【入力形式】:AVI、Mpeg、AviSynthファイル、一部のOMG、MKVファイル
- 【編集機能】:カット、コピー、ペースト、シャープ、ぼかし、スムース、色調補正、明るさ補正、回転、反転、リサイズ、インターレース解除、黒ベタ追加、ウォーターマーク合成 などのフィルタ、音ズレ補正、映像と音声の分離、音声すりかえ、圧縮
VirtualDubは、動画編集・キャプチャーカードやWEBカメラなどから動画キャプチャーが行えるソフト、エンコーダー。多機能だが、画面はシンプルで、操作が直感的に行なえる点が特徴である。ネット上で共有・公開されている追加プラグインを見つけてVirtualDubの「Plugins」フォルダにコピーすれば、さらに多くの動画フィルター効果を施すことが可能。ところが、AVI形式でないファイルを処理する際に問題が起こり、サードパーティーの特殊効果は認識されないことがたまに発生してしまう。
No.8 動画編集フリーソフトおすすめ: Free Video Editor
- 【対応OS】: Windows XP/Vista/7/8
- 【オススメ】:★★
- 【日本語対応】:可能
- 【入力形式】:AVI、WMV、MPG、WEBM、MP4、FLV、MKV
- 【編集機能】:カット、分割、フォーマット変換
Free Video Editorは、動画を劣化させることなく、いらないシーンのカットや、お気に入りのシーンのみを切り抜く編集ができるシンプルで使いやすいフリーソフトである。編集機能の多さではなく、機能の性能の高さに焦点を当てるため。長時間録画された動画でも、必要なところを効率よく、アイコンもわかりやすいので簡単に切り出しすることができる。だが、インストールでいくつかダイアログが出てくるし、起動時にまずは保存先を設定しておくというところはやや面倒くさいかな。ちなみに、最新版には機能制限がある。
No.9 動画編集フリーソフトおすすめ: Freemake Video Converter
- 【対応OS】: Windows XP/Vista/7/8/10
- 【オススメ】:★☆
- 【日本語対応】:可能
- 【入力形式】:AVI、WMV、MPG、WEBM、MP4、FLV、MKV(数百種類)
- 【編集機能】:カット、動画連結、フォーマット変換、フレームレートの変更
Freemake Video Converterは、500以上のフォーマットとガジェット間のビデオファイルを変換するための動画変換フリーソフトとしてよく知られているが、Freemake Video Converterには、基本的な動画編集機能も搭載している。直感的に操作できる、多機能を備えるはその良いところである。「これってホントに無料なの?!」ってくらい便利で使いやすいクオリティの高いソフトとネットで見た。だが、Freemake Video Converterをダウンロードしてインストールする時危険ウイルス検出されたという話もネットに出た。ソフトの安全性が一番と思う方ならご遠慮ください。
No.10 動画編集フリーソフトおすすめ: TMPGEnc
- 【対応OS】: Windows 98/Me/NT/2000/XP/Vista/7
- 【オススメ】:★☆
- 【日本語対応】:可能
- 【入力形式】:AVI、WMV、MPG
- 【編集機能】:カット、圧縮、リサイズ、クロッピング、黒ベタ追加、色調補正、ノイズ除去、エッジ強調、インターレース解除、音量変更、音声のフェードイン / アウト化、音声入れ替え、音ズレ補正、mpg 動画の結合 / 映像音声分離
TMPGEncは、他形式の動画ファイルを互換性の高いMPEG-1に変換することが出来る動画変換フリーソフトでありながら、。動画から音声を抜き出して変換したり、音声と動画を分離・結合したり、ファイルのカット・結合などの編集作業も対応可能である。
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